Case Study 事例紹介

ワークショップ ブランディング 公共交通

東急バス株式会社

経営層から現場まで全社一丸!職種も超えて本音や希望を呼応させ、魂の入った新スローガンを策定。ひとりひとりが会社の未来に納得感や愛着を持ち、パーパスを体現する文化も併せて醸成。

2024年春から統合した東急バス・東急トランセ様。新スローガン策定のため、腹落ち感と愛着のある未来像の検討を行いました。 経営層→本社・現業部門→経営層と進め、多角的なアイデアの抽出と合わせて、全社でのチューニング作業を行い、最終的に「ココロをのせて、明日へ。」というスローガンが策定されました。 与えられた方針ではなく、多くの人の思いがのったスローガンとすることで、発表時から多くの人が会社や仕事に愛着と誇り、また新たな決意を持つことができました。全社で同じ方向へ向かって、業務や未来作りに取り組むことができる文化醸成の土台を作りました。

Issue 新しい東急バスとなる転機だからこそ、競合他社ではできない、自社にしか創れない2035年の未来像を腹を割って考え、従業員がOneTeamとなって未来の目的地を共有し、目指したい

東急線沿線地域の重要な公共輸送を担う東急バス・東急トランセ様。2社の統合を機に新しい経営理念体系(目指す姿、価値観・行動指針、新スローガン)作成に向け経営層、本社・現業部門を横断するワークショップを行いました。新しい東急バスだからこそ創れる2035年の未来像を検討し、同じ目的に向かって各業務に取り組む体制づくりの第一歩としてのプログラムです。客観的な未来分析による与えられたゴールではなく、魂のこもった未来像を抽出することが求められました。

Approach 経営層/本社・現業部門を行き来した立体的なプログラム設計により、多角的で質と量を担保したキーワード(創りたい未来、自社の魅力。仕事や職種の存在意義、夢など)を約500個、抽出

①経営層(未来の方針の検討)→②本社・現業部門(現場の声の吸い上げ)→③経営層(ビジョンの定義)とサンドイッチ構造で段階を踏み、これまで言語化されてこなかった本音を深く抽出し、チューにイングを行いました。現場でのワークショップでは職種を越えて、業務連絡ではない本音ベースのコミュニケーションを通じて、やりがいやお互いの職種の存在意義、またその職種からしか見えない自社の魅力を再発見しました。ワークショップという方法に初めてチャレンジする方も、始まってしまえば和気あいあい。事業所ごとのカラーもはっきりと現れるほど、自由闊達な意見交換がなされました。

歴史的な文脈を通じての自社ならではの”移動”の提供価値の再定義や、未来洞察、その未来を自分ごと化するワーク、ブルドーザー独自のディスカッション方法で解像度を引き上げる要素を織り込んだプログラムの中で抽出されたキーワードは、なんと約500個!東急バスのブランドを次世代に継承しながら、会社内でも失敗を恐れず活発な挑戦を誘発するための風土をつくっていくという方針も出ました。

ワークショップに初めて参加する方もいましたが、始まってしまえば和気藹々、自由闊達な意見交換が進みました

ディスカッションを通して書いた付箋の数は約500個!職種を超えたコミュニケーションで、創りたい未来のキーワードを共有していきました

 

Goal & Vision 実体験や言語化された思いから、誇りと愛着を持てる新スローガン「ココロをのせて、明日へ。」が誕生。運用開始時から意味や背景、目指す未来を皆が語り、パーパス浸透と文化醸成を加速させ一体感を高める

経営層同士が腹を割って今や未来を話し、本社員・現業員からも本音や期待、希望に関する話題が溢れ出しました。コーポレートスローガン「ココロをのせて、明日へ。」を核とする新しい経営理念体系は(プロジェクトオーナーの東急エージェンシー様で開発)は、ワークショップの中で出てきた、”まずは自分の周りの家族・同僚・会社から順番に、社会まで幸せを届ける範囲を拡げていきたい”という皆様の思いから生み出されました。これは、従来の交通・運輸業からアップデートされた新しい在り方を、世の中に提示・体現するという観点からも、非常に大きな意味を持つはずです。

検討プロセスや背景を全社で共有しながら進めたことで、運用開始時から伝道者となる人が多く存在したことで、全社一丸で同じ方向に向かう文化醸成の土台をつくることができました。これまでのように延長線上に正解があるわけではない現代において、本社機能、生産拠点、海外拠点、または中間管理層を超えてパーパスが浸透しないという課題感が多くあります。検討から社員の皆様を巻き込むことで、どっしりと魂のこもったスローガンが、愛着と愛情をもってさらに育てられ磨き上げられていく、本質的なブランディングに繋がりました。

ワークショップで抽出したキーワードを元に作成されたスローガン

 

 

参加者の声

  • 今回新たに制定したコーポレートスローガンの「ココロをのせて」という一言には、単にお客さまのココロをお運びするという意味だけでなく、従業員自身が前向きな気持ちでココロを込めて働けるようにという思いも含んでいる。全社横断的に実施したワークショップから生まれた新しい経営理念体系にて従業員全員OneTeamとなって取り組んで行きたい。
    経営層/社長
  • 経営層から本社員・現業員まで多くの社員が人同士のつながりを重視し街の発展に貢献していきたいとの思いが強いことが分かった。この思いを「ココロ」で表現するとともに、お客様だけでなく従業員自身も気持ちを乗せて仕事をしよう!という思いをスローガンとした。ワークショップに参加した従業員の多くが良い経験を積み、何より当社に合うとても良い経営理念体系を作り上げる事ができた。
    経営層
  • 今回のワークショップで改めて自分の仕事を見つめなおすことが出来た。運行管理者として日々の安全運行に向けて、同僚とのコミュニケーションを大切にしていきたいと感じた。
    参加者/現業事務員
  • 色々な職種の方達と未来について話すことができて、これからの仕事にも役立てるような内容となった。色んなことを話し合いましたが、やはり気持ちはみんなひとつなんだなということに気づいた。
    参加者/現業工場員
  • 現業の三職種が一つに集まってざっくばらんに話をすることは今までなかったので、とても有意義な時間を過ごせた。普段の仕事ではあまりコミュニケーションを取ることが出来ていなかったが、これからは積極的に声を掛けてコミュニケーションを取っていきたい。
    参加者/現業乗務員
  • 世の中の自動化が進んでいる中で、今日参加しているメンバーが対話やコミュニケーションをとても大事にしているという事が印象的だった。こうした温かさを力に、未来に向けて色々なチャレンジをして、これから入社してくる若い世代が憧れるような会社にしていきたい。
    参加者/本社員

クライアント様情報

東急バス株式会社
カテゴリ ワークショップ
URL https://www.tokyubus.co.jp/
実施日 2024

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