開発拠点の存在意義として、常に組織をよりよく、新しい技術を生み出していきたい、という共通した思いや目的意識をお持ちのHonda R&D Europe (Deutschland) GmbH 様。その前提となる会社のDNAや、国家の歴史から生み出された働き方を含める文化の違いを理解し、会社やその方向性に共感しながら、より強い結束力へと高めていくための試みでした。
Issue 言語も、文化も超えた社員同士の能動的なコミュニケーションのために
Approach 創業者・本田宗一郎氏の想いを深掘り。自らのオリジンと重ねる
ワークショップは本田宗一郎氏の幼少期を含むエピソードを時系列でインプットしながら、3つの大きなポイントで構成されました。一つめは、自分とパーパス、仕事の意義を考えること。まずは自分自身の資質や強みである「オリジン」と、創業者・本田宗一郎氏の想いを深掘りし重ね合わせるワークに取り組みました。そして二つ目、自分とチームの夢と目標を考えることです。ここでは本田宗一郎氏の想いを、自分の中でリアリティを持って腹落ちした状態で、今後の会社の目指すべき方向を話し合っていきます。そして最後のフェーズでは、本田宗一郎やHONDAを象徴する言葉として抽出したONLY1とNO1について、皆でディスカッションをし、理解を深めるワークを実施。本田技研工業株式会社様が目指す「ONLY1」を自分ゴト化し、在りたい未来に向けての能動的なアクションを考えました。
Goal & Vision チームで「夢の力」を共有。相互理解を深め、未来への期待感あふれる時間に
本田宗一郎という偉大な創業者が信じていた「夢の力」。社員さまそれぞれに夢は何なのか考えて共有していただいた今回のワークショップ。歴史を辿る中で終盤で迎えた大きな発見は、ONLY1の結果としてNO1になってきた、同社のDNAでした。その中で、自分たちがどこから現在にきたのか、またどんな未来へ向かうのか?研究所やHONDAとしての可能性を感じ、未来への期待感で溢れる雰囲気を生み出すことができました。