Case Study 事例紹介

コンテンツ開発 ブランディング 観光・飲食

株式会社JTB Living Auberge

サービスの背景にある哲学や思想から理解し、唯一無二の体験価値や世界観を伝える資料(サービス紹介資料・パンフレット・名刺)の制作

株式会社JTBの新規事業であるLiving Auberge様は、「場が味になる。」をコンセプトに掲げ、地球と人、人と人の物語を丁寧に紡ぎながら、五感すべてを刺激する唯一無二の食体験を創造されています。ウェブサイトのリニューアルに合わせ、サービス紹介資料と配布用パンフレットの刷新、名刺の制作をご依頼いただきました。論理的な情報整理と情緒的な表現の両面から構成し、ブランドの世界観と価値を直感的に伝える各種資料(サービス紹介資料、パンフレット、名刺)を制作しました。

Issue 営業活動や事業紹介において、ブランドの深い哲学と事業の意義を直感的に伝えるための各種資料の制作を、新規事業と同じスピード感で応える業者を探す難しさがあった。

営業活動や事業紹介の場において、ブランドの深い哲学や感覚的な価値を明確に言語化し、実務で活用できる各種制作物(サービス紹介資料、パンフレット、名刺など)への落とし込みが必須でした。特に、抽象度の高いコンセプトを、ターゲットに直感的に理解してもらえるよう構造化し編集する専門性が求められました。さらに、新規事業特有のスピード感に加え、将来的な多言語展開と社内での自走運用に対応できる汎用性の高い形式での納品が求められました。

Approach ブランド思想を論理的・情緒的な両側面から深く掘り下げ、機能性を明確に伝えつつ、ブランドの世界観を直感的に伝える表現を追求。

弊社は単なる制作代行ではなく、深いコンセプトを構造化し、実践的な形に情報を編集する役割としてプロジェクトに取り組みました。哲学や文化に対する深い理解に基づき、Living Auberge様の思想を論理的・情緒的な側面から徹底的に掘り下げました。その過程で、普段のワークショップ設計・開発で用いる手法に加え、弊社独自の「価値マップ」を使いながら、抽象的な概念を「構造化→分解→編集」のサイクルを何度も繰り返し、体系的に整理いたしました。この整理を通じて、提供価値が明確化され、世界観を体現するビジュアルとテキストに具体化されました。結果として、機能性を明確に伝えつつも、ブランドの世界観を直感的に訴求する表現の実現に至りました。

さらに、社内で容易に更新・編集可能な形式で作成・納品させていただいたものに関しては、運用ガイドを作成しお渡ししました。これにより、多言語展開や内製化しての運用が可能な、高い汎用性を実現しました。

Goal & Vision ブランドの深い哲学とコンセプトを正確に捉え、論理と情緒を両立させた表現により、事業価値がより伝わりやすくなった。新規事業特有のニーズに応え、クオリティを担保しながら、短納期かつ汎用性のある形を納品。

完成した資料は、納品直後から商談やイベントで主要なツールとして活用され、新規事業の迅速な展開を力強く後押ししました。実際に、納品から1ヶ月以内に社内で中国語版へ展開されるなど、資料の汎用性の高さと、社内での自走運用がスムーズに実現しました。また、日々の営業活動の中で気づいた改良点もすぐに反映させることができるため、PDCAの加速に貢献することができました。クライアントからは「深いコンセプトを的確に理解し、制作過程での手戻りがなかった点」を最大の評価点としていただきました。また、「社内で自由に編集・展開できる形式が、新規事業の推進において大きな価値となった」との評価もいただきました。

参加者の声

  • 我々の事業は、哲学的で初見の方にすぐに真価をご理解いただくことが難しいことがあります。そのような中、理解してほしい価値を的確に理解いただけたことで手戻りなく形にできました。また、クオリティにも満足しています。スピード感を大切にしている我々のチームにとっては、写真やフレーズ、言語などの入れ替えを自由に編集し展開できる汎用性の高い点や、自分たちのテンポですぐにアップデートできる形で納品いただけた点も大きな価値でした。
    事業プロデューサー 男性

クライアント様情報

株式会社JTB Living Auberge
カテゴリ コンテンツ開発
URL https://living-auberge.jp/
実施日 2025.08

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