空調業界のリーダーであるダイキン工業株式会社様。トップを走る秘訣は「人を基軸にした経営」にあります。従業員一人ひとりの資質や強みを的確に捉え、チャレンジできる環境を整えているからこそ、今回の新規事業創出プロジェクトの試みが持ち上がりました。新しいイノベーションを起こすために、若手の社員さまを対象としてチャレンジできる人材開発が必要となりました。
Issue 未知なるイノベーションを生むための人材とは?
Approach 鍵は“自分ごと化”!最終的な理想を構想し、それに向けた実行策を検討
他人の課題やペルソナの設定から始まるプロジェクトは、最後までやり切る忍耐力が持続しません。世の中にまだないアイデアを形にする道のりは簡単ではないため、それが実現した未来を自分が作りたいと強く思うことが重要です。すなわち自ら発問・思考し、行動し、影響を与えていくための人材を生み出すための鍵はいかに「自分ごと化」されたアイデアを出していくか、という点が大きなポイントになりました。 最終的に参加した社員さまそれぞれの目指したい理想を言語化して仲間と共有し、それに向けて自身が具体的に実行できる方策を打ち立てていくことで、自らの意思でプロジェクトを推進する力を体得しました。
Goal & Vision 自分ごと化で若手社員から既存の事業の枠に捉われない活発・自発的な提案や行動が生まれる
アート思考の概念のインプットからスタートした本プロジェクトは、最終的にダイキン工業様と鳥取大学様双方のポテンシャルと想いを汲んだ画期的な課題解決に繋がりました。会社やプロジェクトを参加者それぞれが自分ごと化することにより、若手でありながらも既存の事業の枠に捉われない活発な提案を生み出すことができました。さらに、提案の実現に向けて自発的な行動を自ら起こすことができる人材へと成長していきました。このように、自ら動き出すにはいられない企業風土・文化づくりは弊社の強みです。