はじまりは、何気ない一言から
株式会社Bulldozerのパンフレットのアイデアは、ある日の会議中に耳にした上司の一言から生まれました。「うちのクライアントは、私たちのサービスをあまり理解していないのよね。」
確かに、その言葉には納得感がありました。
株式会社Bulldozerのサービスはとてもユニークで、アート思考(アートシンキング)を使って企業の内側から変革を支援しています。それを一言で説明するのは簡単ではありません。
そこで私は考えました。「私たちのサービスを“視覚的に”伝えられるもの、手に取って理解できるツールを作れたらどうだろう?」
その思いつきが、今の株式会社Bulldozerパンフレットの種になりました。
「だったらいいな」を、行動に変える
最初はただの思いつきでした。でも、頭の中に留めておくだけでは何も変わりません。私はまず、試しにサンプル原案を作ってみることにしました。
上司に見せると、すぐにその可能性を感じてくれました。そこからチームで協力しながら、デザインを整え、言葉をブランドの世界観に合わせ、最終的には株式会社Bulldozerらしさを表現するパンフレットが完成しました。
振り返ってみると、このプロセスそのものがまさにアート思考でした。不確実なものに向き合い、好奇心から手を動かし、対話を通じて形にしていく、そんな体験でした。
コンセプトから「創造」へ
このパンフレットは今、私たちとクライアントをつなぐ架け橋のような存在になっています。株式会社Bulldozerがどのように企業の変革を伴走し、潜在能力を引き出し、そして組織のオリジン(原点)、つまり「価値」や「ビジョン」を再発見する手助けをしているのかを、直感的に、そして視覚的に伝えられるツールになりました。
現在は、クライアントとの打ち合わせやイベントなど、さまざまな場面で活用しています。
サービスを説明しやすくなっただけでなく、「文化」「創造性」「イノベーション」について深く話し合うきっかけにもなっています。
「つくる理由」を思い出させてくれた
このプロジェクトを通して、私自身が株式会社Bulldozerで学んだ大切なことを再確認しました。イノベーションは、壮大な計画から始まるとは限りません。時には、身近な違和感に気づき、「これ、どうにかできないかな?」という小さな問いから始まります。
それこそが、アート思考の本質です。問いを行動に変え、アイデアを「価値」に変えていく考え方です。
そして、手に取れるカタチに
先日、印刷が仕上がったパンフレットを手にしました。Canvaで作った最初のテンプレートから始まったアイデアが、こうして現実の“カタチ”になった瞬間は、言葉にできないほど嬉しかったです。
それは、ただの紙ではなく、「想いを実現する力」そのものです。私たち株式会社Bulldozerが掲げる「だったらいいな!」を叶える会社という言葉を、まさに自分の手で体験できたプロジェクトでした。

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「アート思考、良さそうだけどピンときてない・・・」「うちの組織にどう適用したらいいかわからない」
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