
「ワークライフバランス」という言葉は職場でよく耳にしますが、その意味は誤解されがちです。多くの人が「仕事と生活を半分ずつに分けること」と思い込んでいます。しかし本質は、時間配分ではなく、自分の価値観に沿った働き方をデザインし、「活力」「集中」「充実感」を得られるかどうかにあります。これは、未来の働き方において、従業員エンゲージメントと持続可能な成果を両立するために欠かせない視点です。今回は、Forbes JAPANにて紹介された「ワークライフバランス」の誤解を解く4原則をもとに、Bulldozerの考えるワークライフバランスの達成方法を紹介します。
ワークライフバランスの4つの誤解
Forbes JAPANで紹介された組織心理学者のカティナ・ソーヤーとパトリシア・グラバレックの研究では、ワークライフバランスに関する4つの誤解と、それを解く原則が以下のように示されています。
原則①:バランスは自分で定義する
原則②:バランスは常に変化する
原則③:適切なバランス達成には内省が不可欠
原則④:人によって適切なバランスは違う
出典:Robinson, B. (2025). 誰もが「誤解」しているワークライフバランス、4原則で見つける自分に合った働き方. Forbes JAPAN. URL: https://forbesjapan.com/articles/detail/77930
バランスの源泉を見つめ直す
「なぜ自分はバランスを求めるのか?」その答えは、「安心」「貢献」「挑戦」「成長」といった深い価値観にあります。Bulldozerでは、この“原点”=オリジンを可視化・言語化し、自分自身の動機を明確にするプロセスを大切にしています。そこからこそ、働き方の手応えや意味が生まれると考えます。
個人の成長から部門間コラボレーションへ
Bulldozer独自の「オリジンベースド・アートシンキング」は、個人の価値観(過去=オリジン)と未来の目標をつなぎ、現在の行動に落とし込む思考法です。このプロセスは、社員一人ひとりをエンパワーすると同時に、部門間の対話を活性化します。
実際のワークショップでは、参加者が自分の「原点」を共有することで相互理解が深まり、部門間コラボレーションのスピードが加速するケースもありました。その結果、モチベーションが高まり、働き方イノベーションや組織の創造性につながっています。
未来の働き方としてのワークライフバランス
ワークライフバランスは、制度や時間配分の工夫だけで実現できるものではありません。大切なのは「自分の価値観」を出発点に、未来の理想を描き、それを日々の行動へとつなげることです。そこにこそ創造性が生まれ、部門を超えた協働も可能になります。
Bulldozerのアートシンキング・ワークショップは、その一歩を踏み出すための実践の場です。未来の働き方を自分自身と組織の両方で実現するために、いまこそ新しい対話を始めてみませんか?お気軽にお問い合わせください!
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「アート思考、良さそうだけどピンときてない・・・」「うちの組織にどう適用したらいいかわからない」
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