
「がんばりたいのに、手が動かない」その正体
「最近、アイデアが出てこない」「部下の相談にも、前のように向き合えない気がする」──日々の業務の中で、そんな違和感を抱える管理職の方は少なくありません。
成果を求められ、役割も広がる中で、目の前のタスクをこなすことに精一杯になり、自分の創造性が少しずつ枯れていくように感じる。そんな状態に、心当たりのある方も多いのではないでしょうか。
求められる役割が広がる一方で、自分の創造性が少しずつ枯れていく感覚。その原因は「能力不足」ではなく、「考える余白」の欠如にあるかもしれません。目の前のタスクを回すことに意識が向きすぎると、自分の内側と向き合う時間がなくなり、やる気の源や創造的な発想が自然と遠のいてしまいます。
まずは、自分の思考を一度外側に開くこと。そうした余白が、行き詰まりの感覚をやわらげ、「もう一度やってみよう」と思える一歩につながるのです。
私たちのミッションやアート思考への取り組みをご覧いただけます。
「原点」に立ち戻ることが、未来を描くエネルギーになる
Bulldozerが提供する「オリジンベースドアートシンキング」は、「自分の価値観や動機=オリジン」に立ち返ることから始まります。
これは、単なる過去の振り返りではありません。自分の幼少期の夢や憧れ、強く心を動かされた記憶は、たとえ今とは異なる分野のものであっても、現在の選択や価値観に少なからず影響を与えているのではないでしょうか。幼少期の夢や情熱、憧れというのは、無くなったり、変わったとしても、自分の奥深くに眠り、現在の自分へも強く影響します。
多忙な日常の中で、私たちはその原点を見失いがちです。しかし、ほんの少し立ち止まり、自分が「なぜこれをしているのか」「本当は何にワクワクするのか」を思い出すことで、今後のキャリアや役割に新しい意味を見出すことができます。
価値観から始めるワークショップの全体像を知っていただけます。
環境を変え、問いを変える。創造性は再び動き出す
創造性の再起動には、物理的・心理的な「余白」が欠かせません。Bulldozerのワークショップ設計では、日常業務から一歩離れた体験型の対話空間をつくり出すことで、考える余地を生み出します。
たとえば、通常とは違う時間帯や場所を設定したり、「正解」を求めるのではなく、自分自身の感情や記憶を言語化するプロセスを設けたりといったことを実践しています。また、ファシリテーターの関わりも、論理的な説明よりも、参加者が自らの感覚に触れることを促すものとなっています。
このようにして、社員一人ひとりが「何のためにこの仕事をしているのか」「自分の価値観はどこにあるのか」を再発見していくことで、日々の業務に対する姿勢や行動に変化が生まれます。
導入企業におけるワークショップ設計や活用例を公開しています。
「やってみよう」を引き出す、小さな行動から
創造性が枯れていると感じるときこそ、自分自身と静かに向き合う余白が必要です。とはいえ、いきなり何かを大きく変えるのは難しいこともあるでしょう。
そんなときは、まずは日常にちょっとした変化を加えてみることから始めてみてください。帰り道を変える、週末に行ったことのない場所に出かけてみる、あるいはBulldozerのブログやPodcastで新しい視点に触れてみる――そうした小さな行動が、「もう一度、やってみよう」と思える自分を少しずつ取り戻す一歩になります。
そして、さらに深く自分の原点と向き合い、チームや組織に新しい対話を生み出したいと感じたときには、Bulldozerのワークショップを一つの選択肢としてご検討ください。創造性の土台を整えるための「問い」と「環境」を、私たちがご一緒にデザインします。
ご相談やご質問、まずはお気軽にお寄せください。
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「アート思考、良さそうだけどピンときてない・・・」「うちの組織にどう適用したらいいかわからない」
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