スキルというアプリケーション、概念というOS

昔スマートな先輩から聞いた、イヤイヤ期の娘さんとのエピソードをたまに思い出す。

「大人が、こうだったよね、こうだったのかな?と言語化してあげると、スッキリして落ち着いてくる」と。

確かに、相談のってもらうって、言語化を進めてもらうことで、状況が見えてくるって感じだしな。

状況がわからない中だと、悶々としますよね。

で、大人もイヤイヤ期があると思うんですけど、言葉だけじゃクリアできないなぁと感じていて。

何があるとクリアできるかという問いへの解は、”概念”だった。

(今回の投稿も構造化してみたメモを写真に載せてみました!ただちょっと複雑かもw)

どういう概念(状況)なのか?が整理できると、スッキリするし、次にやるべきポイントがクリアになる。

だから、健全な大人として生きていくには、ロジカルシンキングは欠かせないんだと思います。

全体像が見えるか、可能な限り定量化されているか、戦略や方程式はあるのか?

実際に自力でやろうと思うと、難しいですけどね。

本気で何かを変えたり、進めたりしようとすると、やはりここに思考が辿り着くんだろうなというのが最近の所感です。

概念はロジカルシンキングで増やせますが、でもそれだけだと増えていくスピードやバリエーションに限界があって。

そこで出てくるのが、哲学とかアート鑑賞とか、昨今のリベラルアーツブームなんですよね。

2000年代初頭くらいまでのブームがあった時期は、社会で共有されていればスムーズだった概念の数ってのは、きっと多くはなくて。

でも、多様化なんて言われる時代の今は、把握して使いこなせるべき概念の数が圧倒的に増えているはず。

プロトコルといってもいいのかも?

私自身も概念が不足していると日々感じるし、言語化の先の概念化ができないと

chatGPT等の便利だけど人間側が起点となるAIは使いこなせない。

スキルというアプリケーションを増やす前に、概念というOSのアップデートを。

これまで無意識にアート思考プログラムの中に取り入れていたけど、もっと構造的に組み込んでいこうと思いました💡

ーーー

写真は、いつも私の概念を刷新してくれる大好きな大阪。そして、小さい頃に住んでた京都。

でも、一人で周った場所も多かったので、創話できなかったら、概念が膨らみきらなかったんだよな〜!

そして、概念の構造化も全然できてない、赤ちゃん概念。

①国宝 曜変天目茶碗

世界に3つしかなくて、全部日本にある曜変天目。

吸い込まれるような美しさ。

きっと人類は、自分たちがそこにいるってことをなんとなくわかっている宇宙空間っぽいものが好きなのかなぁ〜

②夜桜清水寺

清水の舞台っていうと、木目の建物が有名だけど、私がハッとさせられたのは朱色の建物。

創建当初って、夜に灯りでライトアップするって概念がなかったはずで、日光の下で美しいかがきっと重要だったはず。

だけど、現代に作られたライトで美しく輝く色であるってことが、感動した。

本当の美しさは、どんな時代も条件も超えて、輝くものなのかもしれない。

③バーで出して頂いた薔薇の氷

場合によって相手を困らせてしまう尾和の鉄板オーダー「感動があるものお願いします」

出して頂いたものは、薔薇の形をした氷の浮かぶカクテルでした。

なるほど、その発想が!という感心と、単純に美しさと、美味しさと感動しました。

数少ない自慢できるこ事なんですが、私、旅行先での引きはピカイチなんです。

一緒に旅行したら楽しんで頂けるはずです!

上部へスクロール