
「働く」を問い直す時間
5月14日、アメリカの大学生たちをBulldozerのシェアオフィスにお迎えしました。日本の働き方をオフィスの空気ごと味わってもらい、働くとは何かを考えてもらうプログラムをご用意しました。
シェアオフィスでの打ち合わせ風景、電車の乗り方一つを取っても、日米の文化の違いは面白く、彼らの目には新鮮に映ったようでした。
実際に自分のビジネスを立ち上げている学生や、就職を目前に控えた学生たちもいて、それぞれの立場から「働く」というテーマを深く見つめ直す時間になっていました。学生の皆様が真剣に耳を傾け、大きくうなずきながら聞いてくれる姿がとても印象的でした。


オフィスツアーとワークシートで深まる問い
グループワークでは、私たちが用意したワークシートを使いながら、日本と自国の働き方や価値観の違いについて考える問いにも取り組んでもらいました。

このようなワークシートを使いながら、オフィスツアーのあとに、日本とアメリカの違いで実際に自分が感じたこと、印象に残ったことを言葉にして書き出してもらい、それをもとにさらに対話を深めていきました。日本とアメリカの違いとして発表してくれたのが、働くスタイルや空間の雰囲気の違いです。たとえば、アメリカでは成果を出すために個人で主体的に取り組むスタイルが重視される一方で、日本では周囲との調整やチームワークが重視される場面が多いという話が出ました。また、ディスカッション中心の文化に慣れている彼らにとって、シェアオフィスの静かな雰囲気や、「話してもいいけれど自然と静かになる」空気感には驚きもあったようです。
「なぜこの空間では、声を張って話さないのか?」という問いが自然に生まれ、その背景にある文化や価値観の違いについても意見が交わされました。

Bulldozer社員が感じた米国の学生たちの良さ
私たちが刺激を受けたのは、彼らのまっすぐな姿勢です。自分の意見を臆せずに伝え、ディスカッションの場面では一瞬で切り替えて意見を出し合い、全体へのシェアも積極的に行う。その柔軟さと能動性に、私たち自身も多くの学びをもらいました。ワークが終わってからも色んな質問をしてくれる学生がいて嬉しかったです。

この一日が、キャリアや働き方を考える節目にいる学生たちにとって、自分自身と向き合う内省の時間になっていたら嬉しく思います。
Bulldozerのキャリアプログラム
Bulldozerのキャリアプログラムは、学生一人ひとりが自らの内面と向き合い、「自分は何を大切にし、どんな未来を創りたいのか」を探求することから始まります。民間企業や地方自治体の人材育成・人材開発に高い評価をいただいており、最近はビジネスの枠を超えて、教育機関でのキャリア教育にも導入される機会が増えています。
Bulldozerの人材育成・開発、キャリア教育にご興味がある方はお問合せください。
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