新規事業開発事業部のご担当者様より、自社の既存商品からヒントを得た「香り」という視点から、何かイノベーションを起こすカギを見つけたいというご相談をいただきました。
大企業の新規事業開発では、まだ答えのない未来を自分たちで構想しなければなりません。しかし、市場データや一般知識だけでは競合他社と同じアプローチになってしまいます。さらに、これまでの延長線上の発想が新しい問いや発想を生むに当たってボトルネックとなり、結果として既存事業の延長に留まってしまうことが多くあります。
今回のプロジェクトでは新しい事業を生むにあたり、香りにまつわる断片的な知識をどう俯瞰するか、またどんな点に着眼するか?という課題を抱えていらっしゃいました。