スムーズにいかない原因
生活や仕事の中で、もっとスムーズに進んでいきそうなのに、なぜかうまくいかない瞬間に直面することがあります。そのようなとき、何が原因で障害が起きているのか、考えてみましょう。
混同が原因?
では、なぜ私たちは何気ない日常の中で、スムーズさを欠いてしまうのでしょうか?
その原因のひとつに、混同という概念が関係しているのではないでしょうか。
混同とは、正確な理解や認識が不足している状態のことです。混同が生じると、私たちは目標を見失い、行動や判断が曖昧になり、結果としてスムーズさを失います。
混同は、Layer
つまり、上から見た時に、いろんな要素が重なって見えて、結局何が本音で実態なのか見えにくい状態のイメージです。
一方で、境界線という概念はどうでしょうか?
境界線は、Mix
これは、相反するものが混ざり合って新たな価値や意味を生み出すイメージです。
境界線と混同の違い
境界線と混同、これらは私たちの日常生活や仕事において重要な役割を果たしています。境界線は、異なる要素や考え方が混ざり合って新たな次元に移行する場合に重要な役割を果たします。これはポジティブな要素であり、新たな感動や洞察をもたらします。
一方で、混同はネガティブな側面を持ちます。これは、現状や要件の把握が不正確であるため、混乱や誤解を招く傾向があります。混同が生じると、私たちは目標や意図を曖昧にし、行動を制限されることがあります。
■境界線/mix→相反するものが混ざって昇華される
(主体者に認識があるためポジティブ)
・”自分”と”他人”
・”やりたい(want)”と”やらなくちゃ(must)”
・”仕事”と”プライベート”
いわゆる、アウフヘーベン!
■混同/layer→現状把握や要件把握が不正確で混乱を招く
(主体者が把握できていないことが起因するためネガティブ)
・”やりたい”と”やれる(やり切れる)”
・”知ってる(わかる)”と”出来る”
・”思ってるだけ、やってる感”と”実行、状況変化”
スムーズにするための対応策
境界線と混同、これらの違いを理解することは、私たちがよりスムーズな状況を生み出す上で重要です。境界線は新たな可能性や洞察を開拓する場所であり、ポジティブな要素を引き出すことができます。一方で、混同は混乱や誤解を生み出す要因であり、私たちの進路を妨げる可能性があります。
<境界線型の場合>
拡げて複雑にして本質を、ポイっと取り出せれば、全然想像してなかった次元に移る。だから、根気強く、粘るのが吉。抜けた先に感動がある。
<混同型の場合>
振り回された結果、何も生まれないし進まないので気持ちが疲弊して、時間だけが消費されていく。だから、フェードアウトするのが吉。生まれた時間で、境界線型の状況を作れる種を探す。
したがって、私たちがスムーズな状況を生み出すためには、境界線を育て、混同を避けることが重要です。自分自身や周囲の状況を正確に把握し、ポジティブな要素を引き出す努力を惜しまないことが、スムーズな道への鍵となるでしょう。
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